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BABY METAL、全米ビルボード39位ってどのくらいすごいの?

METALCALAXY、全米で坂本九さんの最高位を越えた!

2019年10月11日に発売されたBABY METALの3rdアルバム『METAL GALAXY』が全米ビルボード総合アルバムチャート初登場13位の快挙を達成しました。 →ビルボード200

全米ビルボード総合アルバムチャートにおける日本人アーティストの順位は、You Tuber出身のJoji(ジョージ・クスノキ・ミラー)さんが2018年11月に記録した3位。

それ以前は、「SUKIYAKI(上を向いて歩こう)」の大ヒットで知られる坂本九の14位が長期間歴代最高位でした。

この坂本九さんの最高位を越えたことになります。

 

BABY METALは2016年4月の2ndアルバム『METAL RESISTANCE』も全米ビルボード総合アルバムチャート初登場39位を記録しており、大きなニュースとなりました。

2作続けて40位以内の快挙となり、評価の高さを改めて示した形です。

 

でも、海外音楽事情に馴染みの無い方は、ビルボード総合アルバムチャート(Billboard Top 200 Albums)がどの程度の物なのか、なぜ「40位以内」というのがそれほど騒がれたのか、ピンとこないかもしれません。

そこで、大ざっぱにその快挙がどのくらいのものなのか、書いてみたいと思います。

 

まず、ビルボードにはさまざまなジャンル分けがあり、マイナーなジャンルであればCD数百枚の売り上げでもランクインされます。
なので、あえてそういったマイナージャンルの上位ランクインを狙い、「全米15位達成!」などと宣伝する日本人アーティスト(というかその事務所)もありました。

しかし、総合アルバムチャート(Billboard Top 200)はアメリカで最も人気のあるアーティストたちが名を連ねる場所であり、当然ながら非常に厳しいハードルがあります。
(ちなみにジャンル別チャートで言うならば、『METAL RESISTANCE』はハードロックアルバム部門2位、ロックアルバム部門5位にランクインしています)

 

たとえばBABY METALが『METAL RESISTANCE』で39位に初登場した週の総合アルバムチャート1位は、こちらも初登場のカニエ・ウェストの『The Life Of Pablo』。グラミー賞を21回受賞しているアーティストですね。

そして、20週以上ランクインしているジャスティン・ビーバーやアデルなど、そうそうたる顔ぶれのアルバムも多数連なっていました。

ここに入りこむのが容易でないことは想像できるでしょう。

 

40位が境界線となっているワケ

次に、なぜ「40位以内」が騒がれるかということなのですが、アメリカでは「AT40(American Top 40)」という老舗のカウントダウン音楽ラジオ番組があり、その影響もあって「売れている」という基準線になっているのが40位なのです。

冒頭でJojiの3位、坂本九の14位を挙げましたが、全米ビルボード総合アルバムチャートの40位以内を達成したのは、BABYMETALの2作品を含めた4作品のみです。

宇多田もYMOもラウドネスも成しえなかった快挙!

その他のアーティストの最高位は

Utada(宇多田ヒカル)69位、ラウドネス64位、YMO81位、DIR EN GREY114位など。

全米進出を掲げたドリカムも久保田利伸も、アニメとのコラボで売ったPUFFYも、入りこむ事は出来ませんでした。

(シングルチャートではピンク・レディーや松田聖子も健闘しています。)

 

ぜひ、その目で観た上で判断して欲しい

メタルとアイドルの融合を掲げたBABY METALは、ともすれば国内ではまだまだ「色モノ視」されている現状があります。

それも、しっかりと彼女たちのパフォーマンスを観た上で語っているならその人の感性ですから文句はないのですが、悔しいのは観ても聴いてもいないくせに見下した発言をする人が少なからずいることです。

彼女たちのパフォーマンスを、そして神バンド(バックバンド)の演奏を確かめた上で言って欲しい。

確かにアメリカでも「もの珍しさ」から観られた部分もあるでしょう。
しかしそれだけでチャートインできるほど、甘くはありません。

 

もしまだ未見、未聴の方は、ぜひ彼女たちのライブパフォーマンスに触れてみてください!

 

 

BABY METALのコンテンツ

アルバムももちろんいいのですが、パフォーマンスを観れるライブDVD/Blu-rayもぜひチェックして欲しいです。(※リンク先は楽天ブックス)

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彼女たちこそ、ロックな存在だ!

最後に……

BABY METALは、決してメタラーたちに歓迎されていたわけではありませんでした。

色モノ視する音楽関係者、ブーイングも日常茶飯事、何しに来たんだという空気のフェスの観客たち。
そしてアメリカ、イギリス……

アイドルファンの空気とは違う、彼女たちにとっては逆境、蔑視、敵意ともいえる視線の中に踏み込んで――

そして、歌声で、パフォーマンスで、その目の色を少しずつ塗り替えていきました。

私は、そんなBABY METALは最高にロックな存在だと思っています。

あなたも是非その目で、耳で、触れてみてください。

 

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